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喫煙・受動喫煙と妊活の影響

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妊活中の大敵は喫煙(受動喫煙)です。
たばこのもつ毒素や副流煙などの煙は、妊娠が成立する可能性を下げてしまうものとして特に注意すべきです。

なぜならたばこの毒性物質は卵巣や精巣にも集積されてしまいます。
さらに卵子・精子の遺伝子異常、染色体異常を引き起こし、受精率と妊娠率の低下、流産率の上昇にもつながります。
さらには胎児にも悪影響を与えますので、まさに百害あって一利なしです。

どういうことでしょうか?
喫煙・受動喫煙の妊娠に与える影響をあげると・・

①流産リスクは1.5倍です
②新生児死亡のリスクは1.4倍です
③低体重児が生まれる確率は2倍に増加します
④生まれた子どもが気管支ぜんそくなどになるリスクもあります
⑤そもそも妊娠しにくい体になります

いかがでしょう。自身が喫煙しないことは当然として、受動喫煙は自己管理だけでは防げませんので周囲の環境への配慮と理解が必要になります。

それでは具体的な影響を説明します。

■喫煙が与える卵子への影響
たばこの有害物質により、卵子の数は減少します。そのため、喫煙を長期的に続けた女性の卵子は早く枯渇し、閉経年齢も早くなります。また、喫煙でのダメージと老化による卵子の数の減少、質の低下が加わることによって、不妊治療を実施した場合でも、非喫煙者と妊娠成績に差が生じることがあります。

血中FSH値は、卵巣機能が低下すると上昇します。女性喫煙者の血中FSH値は、非喫煙者に比べて約23%高くなるというデータが出ており、血中FSH値の上昇は、卵子の数の減少、そして閉経が早まる可能性を示唆しています。

一度減少してしまった卵子は、あとから取り戻せません。また、これは自分の喫煙だけでなく、副流煙などに代表される受動喫煙であっても閉経が早まることとの関連が認められています。

■男性が喫煙をしている場合の妊娠への影響

①精子濃度は15%~25%減少
②精子運動率は10%~17%低下
③奇形精子率は13%上昇する

さらに勃起障害で性行為自体が困難になる可能性も高まります。
たばこにニコチンが含まれていることはご存知かと思いますが、このニコチンは血管を収縮する作用をもっています。つまり、喫煙は血行不良の原因です。 勃起は海綿体に血液が流れこんで起こるのですが、喫煙によって血流が阻害されてしまい、思うように勃起できなくなるかもしれません。 性行為は妊娠において欠かせませんので、妊活を考えるうえで大きなデメリットだと言えるでしょう。

また、喫煙は精液中の活性酸素を増加させ、酸化ストレスによりDNAの損傷を促進させます。そして、精子にはDNAの修復力がないため、壊れた遺伝子は元には戻りません。

また、受動喫煙であっても大きな悪影響をもたらします。たとえ、ベランダなどの屋外で喫煙をしていたとしても、喫煙者の呼気にはその後もしばらく有害物質が排出され続けるため、パートナーは受動喫煙を避けられません。

空気清浄機を使用していたとしても、たばこの煙にふくまれる多くの有害物質を除去することができないため、副流煙対策にはならないのです。


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